2025.12.15

ジャパニーズヴィンテージ

久しぶりにアコースティックギターの弦を張り替えたところ、夏休み明けに急にキレイになったあの娘のように別物のギターに生まれ変わりました。今使っているのは、かつてあったUさんのお店で格安で手に入れた「BLUEBELL」というメーカーのアコギです。
 

 
色々と調べたらこのブルーベルは1970年代に、グレコのアコギの輸出品という立ち位置で売られていたらしいんですが、なぜか日本でも流通していたとのこと。モデル名はF-200。当時2万円で売られていたようです。昨今はギブソンやマーティンだけでなく、いわゆる日本製のギターもジャパンヴィンテージとして人気が出てきていると聞いて今さっきメルカリを見たら、残念ながら1万円弱てしたが(笑)。
 


 

でまあ、たいして上手くもないのは相変わらずですが、そんなブルーベルのギターをスキマ時間にジャカジャカしようと思ったある日のこと。チューニングしてたらバキッという明らかな異音が響き渡りました。と同時に弦のテンションが急降下。どうもペグが壊れたようです。よく見るとペグのプラスティックボディに見事にヒビが入っていました。中がベベルギアになっているのかどうなのかわかりませんが、これじゃ弦を巻き取れるわけがないよね、ということで初めてのペグ交換をしてみることに。

 


 
購入したのはGOTOHのペグ。メーカーそのものは知っていたんですが、本社が群馬県にあるのは初耳でした。ちなみにメーカー名はやはり、創業者の苗字(後藤正夫さん)が由来でした。
 
どんな種類のどんなペグがあるのかまったく知識がなかったので選ぶのに少々時間がかかってしまいましたが、交換作業はスムーズに完了。本来なら6つのペグ全部を交換すべきなんでしょうが、いまのところ残り5つに不具合はないので、しばらくそのままでジャカジャカとやっています。
 

(栗山)