2019.12.27

今年最後の撮影

弊社から徒歩1分。
年内で廃業されるという「和泉湯」さんへ。
仕事の合間に銭湯……ではなく、
まちの歴史を残すために
写真を撮らせてもらえないですかと
お願いして撮影をさせていただきました。
実は個人的にも行きつけで、
子どもたちを連れて何度も通っていたのです(涙)。
 
そんな思い入れもあって、
カメラマンにはただの記録・・ではなく
ここに通った人たちの
記憶・・を撮ってほしいとお願いしました。
今のところどこかに発表する予定もないのだけれど、
どうしても写真に残しておきたかったのです。
 
和泉湯は井戸水をメインにつかい、
薪で沸かす昔ながらのスタイルで、
普段立入ることの出来ない
釜の場所も見せていただきました。
 
50年以上もの間、
雨の日も風の日も
廃材から薪をつくりお湯を沸かして
たくさんの人を迎え入れ続けてきた
和泉湯の熟田さんご夫婦。
 
当たり前の裏側には
たくさんのストーリーがあり、
続けることの偉大さと大変さを
おふたりの会話からひしひしと感じました。
 
店主の熟田さん、
お忙しい中いろんなお話を
聞かせていただきありがとうございました。
そして長い間、本当にお疲れ様でした。涙